市民活動のきっかけ、ビジョン等について #3

市民活動

このブログ(オレンジカワゴエ)では認知症地域づくりに関する市民活動(主に埼玉県川越市)や今まで行ってきたWebサイトの立ち上げから収益化についても紹介します。
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はたはたです。
いつも認知症ちいきマップをご覧いただいている皆様ありがとうございます。

今回は市民活動を始めるにあたってのきっかけ、現状のビジョン、ミッション、バリュー等について記載したいと思います。

活動のきっかけ

きっかけはもちろん現状の仕事になりますが認知症の課題解決のために全国自治体の皆様とお話しする中で、地域ではまだまだ認知症の不安を持つ方も多く、適切な支援が得られていない方もいらっしゃいます。

これに関しては決して自治体だけのせいではないと思いますし、地域でそして住民の皆さんが自分事として考えるべきだと思います。

そういった中、自分が暮らす川越市で20、30年後に自分が当事者になり、果たして認知症への不安は取り除かれているのだろうか、望めばやりたいことが出来る環境になっているのかを考えたのが始まりです。

活動の方向性を決めるビジョン作りにあたり

活動を始めるにあたり様々な本や資料を見ました。

ある程度の本の量を読んでいくと活動にはまずは核となるビジョンの設定することが書かれています。

ビジョン(目指したいこと、成し遂げたいあるべき姿)

そしてビジョンに対してどうやって達成するのかのミッション、バリューを具体的に定めていくということになります。

ミッション(社会で実現したいこと、どうやってビジョンを達成するのか)

バリュー(行動基準・価値観、どういう状態が望ましいか、具体的な活動内容)

そのため改めて自分がこれから何をしたいのか、何が出来るのかを考えていきました。

ビジョンの設定に向けて

ノートに何度もイメージや言葉を書きつつ、まずは最初思ったことは健康な人も認知症を患っている人やご家族も「認知症への不安がないこと」を考えました。

健康な人やMCIの人もこれから運転や仕事が続けられるだろうか、家族を養っていけるのか、そして当事者の方であってもこれからどんどん進行してしまい、家族の成長を見られないまま何もわからなくなってしまうのかうのか、家族に迷惑をかけたくないなどの不安が出来る限りない状態にしたいと思いました。

そして不安がない状態であっても、自らが望んでもやりたいことが出来ない社会では意味がないとも思い、希望が持てる社会の実現もイメージとして出てきました。

MCIや軽度アルツハイマー型認知症となったとしても望めば現在の職場で働き続けられる環境が整っているのか、趣味や旅行なども望めば支援を受けながらでも満足できるサービスが整っているのかなど様々な住民の想いを込め、「希望ある共生社会の実現」を考えました。

ビジョン、ミッション、バリューの設定

そういった中、現状の市民活動のビジョンとしては下記の通りになります。

認知症に不安のない、希望ある共生社会実現のまち川越

そして、ミッション、バリューも今の自分の活動に照らし合わせて設定しました。
このビジョンを達成するために川越市で何が出来るのか、どのような関係者と一緒に取り組みが出来るのか、そしてどういった項目を成し遂げていくとビジョンに近づくかを今後しっかりと考えていきたいと思います。

過去より活動を進めている地域や諸先輩方にとっては不十分な内容もあるかと思いますのでぜひアドバイスなどもいただけたらありがたいです。

ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

最後までみていただきありがとうございました。

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